子どもが病気になった時や、気になる症状がある場合小児科を受診するのが一般的ですが「小児科には何歳まで通うことができるの?」と気になったことはありませんか?
今回は小児科を受診できる年齢や、小児科と内科の違いなどをわかりやすくご紹介します。
小児科の対象年齢は「15歳」がひとつの目安
日本小児科学会では、平成18年より小児科が診療する対象年齢を、従来の「中学生まで」から「成人するまで」に引き上げ、その運動を全国的に展開し啓蒙活動を続けています。
医療の現場では、必ずしも年齢による明確な区分があるわけではありませんが、一般的には15歳以上になると、大人と同じ量の薬を処方できるようになるため、一般内科への移行時期としては「15歳」がひとつの目安となります。
15歳以上になると、内科へ移行してもよいですが、大人と違い生まれたばかりの新生児から乳児、幼児、学童期、思春期と、成長ステージによってその時期特有の病気やトラブルがさまざまあるため、成人するまでは小児科を受診することが可能です。
小さいころから喘息やアレルギー、てんかんなどの慢性疾患がある場合は15歳を過ぎても、成育歴を知っている小児科のかかりつけ医に診てもらうほうが安心だという場合もあるでしょう。
小児科と内科の違いは?
親が内科を受診するタイミングで一緒に子どもも診てもらうということがあるかもしれません。
小児科と内科は分野的に大きな差はなく、診療内容にも大きな違いはないとされています。
しかし、子どもと大人は同じ病気になっても症状の出方が異なったり、注意しなければならない点が違ったりします。
小児科医は「子どもの総合医」です。
小児科はただ病気を診るだけでなく、子どもが心も体も健康に育っていくための成長と発達のサポートもしています。
保護者の方の不安や疑問を解消するなどトータルで診療していますので、より子どもに適した治療を行えるのが小児科なのです。
不調の場所にかかわらずまずは「小児科」へ
症状によっては小児科に行くべきか、他の診療科へ行くべきか悩むこともあると思います。
たとえば「耳を痛がっているから耳鼻科に行くべきか」「肌トラブルがあるから皮膚科に行くべきか」など症状によっては小児科以外に行ったほうがよいのではないかと考えることも少なくないと思います。
小児科では一つの症状だけにとらわれず、他の問題がないかの全身のチェックも行います。
身近な症状の陰に、重い病気が隠れていることも少なからずあります。
小児科医は子どもの症例を多く診ていますので、困った時はまずは不調の場所にかかわらず小児科を受診しましょう。
症状によってより専門的な診断や治療が必要な場合には適切な医療機関を紹介することもかかりつけ医の大切な役割です。
NES駒沢クリニック小児科の特徴
「日本小児科学会認定 小児科専門医」による診療
当院では、「日本小児科学会認定 小児科専門医」がかかりつけ医として、喉の痛み・せき・鼻水などの身近な病気から、夜尿(おねしょ)や便秘など慢性的な症状、腹痛・下痢・嘔吐などの消化器症状、喘息・花粉症などのアレルギー疾患、乳幼児健診や予防接種まで小児科全般の診療を行います。
このほかにも「いつもと様子が違う」「なんとなく成長に不安がある」など気になる疑問や不安がある場合も気軽にご相談ください。
家族や自分の子供を診るように、お一人おひとりに親身に対応させていただきます。
土曜の午後・祝日も診療
当院の特徴のひとつとして、土曜の午後と祝日も診療しております。
土曜日の午後や祝日は休診時間にしているクリニックが多く、平日は仕事が忙しく受診できない方や、急な体調不良の患者さまにも受診していただきやすいクリニックを目指し診療しています。
感染外来を設置。院内感染の発生を未然に防止
当院では、みなさまに安心して受診していただくために急な発熱・喉の痛み・せき・鼻水などの風邪症状、嘔吐・下痢などの消化器症状など感染症の可能性がある方の診療時間を、一般小児科外来、予防接種・健診と分け、患者さま同士での接触の機会をできるだけ減らす工夫をしています。
お子さんの健康に関する相談はNES駒沢クリニックへ
当院ではお子さまのさまざまな症状や疾患に対応しており、付き添いで来られた大人の方の診療も可能な限り対応させていただきます。
気軽に何でも話せるような雰囲気作りをスタッフ一同心がけ、アットホームなクリニックを目指していますので、気になる症状がある場合はまずはお気軽にご相談ください。
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