新型コロナウイルス感染症が2023年5月に5類に移行してから、手洗いなどの感染防御の意識が薄まり
これまで発生がかなり抑えられていたRSウイルス感染症やヘルパンギーナなどが大流行しています。
東京都でもヘルパンギーナが警報開始レベルを超えて大流行していると発表しています。
世田谷区駒沢のNES駒沢クリニック小児科でも受診者が増えています。
主な症状
ヘルパンギーナ
急な38度以上の発熱の後に喉に水疱ができ、飲み物ですら喉が痛むぐらいの痛みを認めます。症状がある期間は3〜4日とそこまで長くはないですが、水やお茶ですら喉を痛がるので脱水にならないように注意が必要です。
RSウイルス
発熱、咳、喉の痛み、鼻水、鼻詰まりといった風邪のような症状が出ます。乳幼児は鼻でしか呼吸できないため、鼻が詰まっていると苦しくなってしまいます。6歳未満の乳児は重症化してしまうことがあるので早めの受診をしましょう。
主な治療
いずれも、対症療法が基本になります。
検査をして確定しても、検査をせずに問診や症状から診断したとしても
治療は同じで、坐薬での解熱鎮痛剤、鼻水をサラサラにして鼻詰まりを解消しやすくするお薬などになります。
6歳未満の乳児でRSウイルスにかかってしまうと重症化するリスクがあるので、6歳未満のお子さんがいる家庭では早めの受診をしましょう。
感染予防が大切
接触感染が主になるので、RSウイルスやヘルパンギーナやヒトメタなどの感染症は手洗いの徹底でかなり抑えられます。
しかし、熱が下がった後も便などから排菌しているため、保菌している園児が保育園や幼稚園などでおむつ交換をして広がってしまうことがあります。
徹底したこまめな手洗いと咳やくしゃみがある際は口をハンカチやティッシュ、腕などで抑える、兄弟がいる場合はタオルを共有しないなどで感染予防対策をしていきましょう。
世田谷区・目黒区の子供の診療はNES駒沢クリニック小児科で
駒沢大学駅から徒歩1分の当院は、まだまだ認知度が低いため
予約が取りやすいです。
世田谷区だけでなく、目黒区からも子供の病気、予防接種や検診ご来院いただいております。
予約なしでも診察可能ですが、
予約優先制の時間帯予約となっているため、予約されてご受診される方がおすすめです。