2023年9月現在、インフルエンザが流行期を前にすでに世田谷区駒沢でも流行しています。
今年はA型インフルエンザが流行しています。
例年は12月〜3月ころをピークにインフルエンザが流行していますが、今年は流行し始める時期が早かったので、A型のみならず別の型も流行が懸念されます。
すでに学級閉鎖を行っている小中学校もあり、人が集まるような場所ではマスク着用をして、こまめに手洗いを行い、予防が大切になってきます。
NES駒沢クリニック小児科では(世田谷区の小児科)ではインフルエンザの診察を行っています。世田谷区だけでなく目黒区や他の区、また他県の方でも診察可能なのでお気軽にご来院ください。
子供のインフルエンザの症状
子供のインフルエンザの症状は突然の発熱(38~40度)です。このほかに倦怠感や筋肉痛、咳や鼻水を起こすことがあります。
また、合併症に気管支炎・肺炎や熱性けいれんや脳症・脳炎などを起こすことあります。
インフルエンザの検査
インフルエンザの検査は、インフルエンザが疑わしいと医師が判断した際に保険適用ですることができます。
綿棒を鼻腔に入れて粘液を採取して、インフルエンザ抗原検査キットで検査を行います。
発症から間もないと偽陰性(本当は陽性なのに検査では陰性の結果が出てしまうこと)になる確率が高いため、
発症12〜48時間で検査するのが望ましいです。
検査自体は5〜10分で結果が出ますので、結果が出るまで院内でお待ちください。
インフルエンザの治療
インフルエンザのお薬は早期に始めると症状が軽くなることが言われています。
また種類がいくつかあり、吸入やシロップが選べるため、お子様にあった剤型で処方が可能です。
検査の偽陰性の確率が低くなる12時間以降(可能なら24時間以降)で早めの受診をして、
お子様にあった剤型のお薬でインフルエンザの治療をしましょう。
*通常のインフルエンザの検査・治療は保険適用になります。
インフルエンザ治療薬の予防投与(保険適用外)
家族がインフルエンザにかかり、濃厚接触者となり、ご本人もインフルエンザの感染が疑わしい場合
NES駒沢クリニック小児科ではインフルエンザ治療薬の予防投与のための処方を保険適用外で行っています。
この場合の診察料は5500円で、処方箋を持って薬局でお薬を受け取っていただきます。薬局でも約5〜6000円の費用がかかるのでご了承をください。
インフルエンザワクチン(インフルエンザ予防接種)やっています
インフルエンザワクチン(インフルエンザ予防接種)はインフルエンザにかかることを予防できるのと、
かかったとしても症状が軽くなるため、
世田谷区のNES駒沢クリニック小児科ではインフルエンザワクチンの投与を推奨しています。
13歳未満の子供では、十分な抗体の量が得られるように2回接種を推奨されています。
13歳未満のお子様の料金:1回目3500円、2回目3000円(当院で1回目を打っていた場合)
で承っております。
世田谷区にお住まいで世田谷区のインフルエンザワクチン助成券がある方は、
上記金額から1000円を減額した金額で投与することができます。
13歳以上の方は子供も大人も含めて基本1回投与となります。
(受験を控えていたり、よりかかりたくない方は2回接種することもできます。)
13歳以上の方の料金:1回目3500円
*事前に当日の体温測定とweb予診票を入力していただけますと待ち時間が短くできますのでご協力をよろしくお願いします。
世田谷区の子供のインフルエンザ予防接種費用助成の内容
接種対象者
世田谷区に住所を有する、接種当日1~15歳(中学生まで)のお子様
(平成20年4月2日から令和4年12月31日までに生まれたお子様)
※1歳未満は1歳になってから助成対象となります。
※令和5年1月1日以降に生まれたお子様は、接種当日1歳になっていても助成は受けられません。
接種当日、1~12歳のお子様は接種2回まで。13~15歳(中学生まで)のお子様は接種1回まで。
※助成回数は1回目接種時の年齢を基準とします。
(例 12歳の時に1回目を接種した方は、13歳になっても2回目接種の費用助成を受けられます。)
助成期間
令和5年10月1日(日曜日)~令和6年1月31日(水曜日)
助成を受けるには
1.世田谷区のNES駒沢クリニック小児科で、受付時に住所と生年月日が確認できるものを提示してください。
(例 乳幼児医療証、子ども医療証、健康保険証など)
2.世田谷区のNES駒沢クリニック小児科に備え置いてある助成券に必要事項を記入し、受付へ提出してください。
3.接種対象者が確認できましたらお会計から助成額の1000円を割り引いた金額をご請求いたします。
詳細は世田谷区のホームページをご覧ください。
インフルエンザの検査、インフルエンザ予防接種はNES駒沢クリニック小児科へ
インフルエンザのことでお困りの際は世田谷区の小児科 NES駒沢クリニック小児科にご相談ください。
駒沢大学駅より徒歩1分の上馬4丁目にあるので、世田谷区のみでなく、目黒区、川崎市の方にも通っていただけます。
予約優先制のため待ち時間少なくご案内いたします。
よくある質問
Q:インフルエンザワクチンとコロナワクチンはどれぐらい間隔を開ける必要がありますか?
A:インフルエンザワクチンとコロナワクチンは同時接種が可能であります。したがって間隔を気にせずにいつでも投与することができます。
Q:インフルエンザワクチンはいつ打つのがいいでしょうか?
A:10月に入りインフルエンザワクチンの投与開始しているクリニックが多くあります。インフルエンザワクチンを打つと2週間後から免疫を獲得していきます。子供の場合は(生後6ヶ月〜13歳未満は)2回接種が推奨されています。2回打つことでブースター効果があり3〜6ヶ月間続く免疫を獲得することができます。2回目を接種してから十分な免疫を獲得するのに4〜8週間必要とされています。そのため受験を控えていたり、喘息などの既往がある方は、早めに接種をすることをお勧めいたします。
Q:インフルエンザワクチンの効果持続期間はどのぐらいですか?
A:しっかりと免疫を獲得した場合は、3〜6ヶ月間効果が続くとされています。インフルエンザワクチンの効果は、かかるのを予防したり(100%防ぐわけではありません)、罹患した際に症状を軽くしたり合併症にかかるのを防ぐ効果があります。
Q:2回目の接種はいつからすることができますか?
A:インフルエンザワクチンの2回目接種は1回目から2〜4週間間が空いていれば投与可能です。
Q:インフルエンザワクチンの予防接種をした日はお風呂に入れますか?
A:はい可能です。湯船に浸かっても大丈夫です。しかし患部を洗う際は強く擦らないようにしましょう。
Q:注射したところが赤く腫れていた痛いです。どうしたらいいでしょうか?
A:注射した患部は、発赤と圧痛が起こることがあります。自然と引いていきますので安心してください。もし何か手当をする場合は、アイスノンなどで冷やすといいでしょう。強く腫れている場合は、リンデロンVなどのステロイド塗布も有効です。
Q;インフルエンザワクチンはいつから投与できますか?
A:生後6ヶ月から投与可能です。生後6ヶ月〜1歳までは免疫を獲得しずらいので、しっかりと2回接種することとご家族全員の接種をNES駒沢クリニック小児科は推奨しています。2回目接種は1回目から2〜4週間間が空いていれば投与可能です。
Q;妊婦・授乳中でもインフルエンザワクチンの予防接種は可能ですか?
A:はい、可能です。妊婦や授乳中の方でもインフルエンザワクチンの接種による胎児・乳幼児への影響は観察されていないです。また、妊婦・授乳中に濃厚接触者になってしまってり、インフルエンザにかかった場合もお薬の投与は有用とされています。
Q:卵アレルギーがあるのですが、インフルエンザワクチンは接種できますか?
A;現在の医療では、基本的に問題ないと考えています。インフルエンザワクチンを製造する際に鶏卵で培養してからインフルエンザの不活化ワクチンを作っているます。そのため一昔前は鶏卵のアレルギーがある方は投与できなかったのですが、現在は卵蛋白はほぼ取り除かれているため特に接種禁忌ではありません。ただ、念の為接種後は安静にして観察したほうが安心です。
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